働き方をデザインする

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スクール・サポート・スタッフ(SSS)の立場から教職員の職場環境を変えたい人のブログ

スキマ時間にできること(スクールサポートスタッフ)

手が空いたときに何をしよう?

スクール・サポート・スタッフ(教員業務支援員、SSS)の全員が一度は考えることだと思います。

今回は、私が『以前に手が空いたときにやったこと』や『今後手が空いたらやりたいこと』をなるべく具体的に書き並べてみました。少しでも参考になれば幸いです。

 

 

整理整頓

(1)紙の整理

コピー用紙、裏紙、画用紙、模造紙など

  • サイズごとに収納する
  • 裏紙や画用紙は、汚れているものは捨てる

 

(2)共有の文房具

鉛筆、ペン、ハサミ、ホッチキス、穴あけパンチなど

  • 鉛筆を削る。鉛筆削り器のごみを捨てる
  • ペンのインクが出るかどうか確認する。出ないペンは捨てる(※)
  • ペンは保管方法を工夫する(例:12色セットにする、色別にする)
  • 輪ゴムでハンコ掃除
  • 液体のりの補充

 

※備品は捨ててはいけません

2万円以上の物で、管理用シールが貼っています。
また、備品以外の物でも、何でも捨てる場合は事務職員や管理職の先生に言ってから捨てた方が良いです。ペンの場合、インクだけを交換して本体はそのまま使うタイプの物もあります。

 

(3)その他の共有グッズ

  • ゴミ袋をサイズ別に収納する
  • パソコンやビデオカメラ内のデータの整理
  • 職員室内の掲示の更新(期限切れは捨てる)
  • 子ども向け貸し出し用グッズ(上靴、赤白帽など)の整理
  • コード類(延長コード、LANケーブルなど)が絡まっていたらほどく。括って保管する。
  • コード類にケーブルタグを付ける(テプラやビニールテープで作れる)

 

(4)ラベリング

箱に入れる物の名前のラベルを付ける。または、保管場所にラベルを付けて置き場所を示す。

写真付きだと分かりやすいです。

ラベリングのイラスト

 

(5)物の位置を変える

  • セットで使う物を近くに置く(例:コピー用紙はコピー機の近くに置く)
  • よく使う物は使いやすい場所に置く
  • あまり使わない物は倉庫などに片付ける

※物を移動する場合は職場のみなさんにお知らせする必要があります

コメント 整理整頓について

 

補修

  • 剝がれかけのポスターや掲示物の補修(例:テープを貼り直す、画鋲を刺す、マグネットを付ける量を増やす)
  • 今あるラベルを新しくする(手書き→パソコン印字)
  • 壊れたものを接着剤で補修する
  • 学校間の連絡用封筒を新しくする

整備

しばらく使っていない物が使えるかどうかチェックする(例:授業や行事でたまに使う物、特別教室に置いている物、予備の物)

 

掃除

(1)教職員が使う場所

  • 職員室の物を拭く(例:電話機、PC、コピー機、冷蔵庫)
  • ラミネーターのクリーニングをする
  • シュレッダーのごみを捨てる
  • 分別できていないごみの分別
  • 職員用トイレや更衣室の掃除

 

(2)子どもが掃除しない場所

  • 子どもの掃除担当が割り当てられていない所(例:特別教室)
  • 子どもが掃除するのが難しい所(例:高い位置の窓)
  • 子どもが掃除したが汚れてしまった所(例:トイレ)
  • 見逃しがちな所(例:傘立て)
  • 扉のここ

ドアガラリ

 

(3)なかなか掃除できない所

  • エアコンフィルターの掃除
  • 扇風機やサーキュレーターの掃除
  • カーテンを洗う
  • ホワイトボードクリーナーを洗う

 

(4)その他

  • 布巾の消毒洗浄
  • 来客用スリッパを拭く
  • 運動場の掃除(例:マスクなどのごみを拾う)
  • 畑や花壇の水やり、雑草抜き
  • 金魚の水槽を洗う

コメント 掃除について

 

物の補充

  • チョーク
  • 消毒液、ハンドソープ、石けん
  • トイレットペーパー
  • 掃除道具(例:雑巾、トイレの洗浄剤)
  • コピー用紙
  • メモ用紙(裏紙を適当なサイズに切る)

 

トリセツ(取扱説明書)を作る

  • コピー機のインクが切れたときの対応方法
  • 拡大機の使い方

 

【番外編】ニーズや物を把握する

(1)ニーズの把握(調べる)

廊下を歩くと

  • 手洗い場に物が詰まっている
  • ハンドソープが不足している
  • 廊下に水がこぼれたままになっている
  • 掲示が破れている

などを見つけることがあるので、時々、学校中を歩くようにしています。

 

(2)位置の把握

いろいろな物が、どの部屋のどの位置に置いてあるのかを知っておくと便利です。日常的に使う物の他にも、

  • 嘔吐した際の処理用グッズ
  • トイレを失敗したとき用の対策グッズ
  • 生理用ナプキン

など、緊急に対応するときのグッズの位置は、必要になる前に予め知っておくと安心です。(上の2つは小学校では頻繁に使いますが、中学校ではほとんど使わないかもしれません。)

 

つまり「5S」

かなり具体的な例をたくさん挙げましたが、これらは一般的には「5S」と呼ばれていることです。

5Sとは

 

アヤコより

2年間働くと、「暇になったらやりたい」と思うことがいくつも出てきたのですが、いざ、急に暇になると思い出せないこともあったので、書き出してみました。また、働き始めたばかりの頃は、こういうことが全く思い付かなくて困っていたので、同じような人の役にも立てば嬉しいなと思っています。

 

今回の記事は、SSSの人にとって、少しは参考になる内容になったかな?と思っているのですが、いかがでしょうか?

「わかる~!」という意見や、これらの他にもアイデアがあればコメント欄に書いて教えてください。よろしくお願いします!

 

2022/12/18 みなさまからのコメントを参考に項目を追加しました。