働き方をデザインする

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スクール・サポート・スタッフ(SSS)の立場から教職員の職場環境を変えたい人のブログ

教員業務支援員フェスティバル開催中 ♪

 

はじまりの挨拶

実は、昨年末~現在の約1か月の間に、教員業務支援員(スクール・サポート・スタッフ)に関連するニュースがたくさんありました。その都度、Twitterで反応してはいたのですが、これほど頻繁に注目されるのはすごいことだと思い、この度、筆を執りました。(ここ最近、アンケートの結果についての話が続いていましたが、今回はお休みです)

そして、せっかくなので、この期間を『教員業務支援員フェスティバル期間』と(勝手に)命名し、ここに宣言します

 

サムネイル

 

① 増え続けている予算

まず、2021年12月24日、文部科学省来年(令和4年)度の予算が発表されました。教員業務支援員の予算は、平成30年度に新設されて以来、4年連続で増加しています。

似た立ち位置の『学習指導員』や『部活動指導員』の予算も増加傾向にあるのですが、伸び率が1番高く、とても注目されているのが分かります。

 

② 印刷の手順が公式紹介

令和3年度教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査結果」というものが、同日の2021年12月24日に発表されました。

『学校の働き方改革』のための取り組みの中でも、教員業務支援員が特に注目されているのではないかと思います。だって、こんなに具体的な例が…!

教員業務支援員 活用 具体例

『配布BOX』とか学校関係者じゃないと分からんよね!それぐらい具体的で細かい内容が書かれています。

もう1つ、以前に紹介した 大阪府門真市の情報交換会についてのページもあります。

教員業務支援員の話に32ページ中4ページが割かれています。「ICTを活用した校務効率化」も4ページで同じぐらいの注目度です。

また、記載されている内容も「教員業務支援員を配置するだけでなく、教育委員会や管理職がマネジメントしよう」という内容です。より一層、教員業務支援員が活用されて、学校の働き方改革が進められると期待されます!

 

③ 調査結果だけではない

そして、調査結果の発表で終わりかと思いきや、約1か月後、「令和3年度教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査結果等に係る留意事項について(通知)」という『留意事項』も追加発表されました(2022年1月28日)。その中にも当然、教員業務支援員についての記載がありました!

 

しかも、この留意事項にも「ICTを活用した校務効率化について」という項目があるのですが、向こうは643文字に対してこっちは761文字ですからね

勝ってます!(※勝負じゃありません)

 

しかも、下線を引いている部分も多く、重要なポイントが多いということで…

 

勝ってます!!(※決して勝負じゃありません)

 

はい、それはさておき、教員業務支援員は「教師が担ってきた業務の役割分担・適正化に係る取組を一層推進する観点から、非常に有効な取組」と評価されていて、「一層の配置促進を図ること」と書いてあります。

この「非常に有効な取組」って、教員業務支援員として働いている立場からすると嬉しいですよね!!今までの頑張りが評価されたような気持ちになります!

予算も増えたし、もっともっと人数が増えて広がっていってほしいですね~。

留意事項 教員業務支援員について

 

④ ヤフートピックスにも掲載

文科省が発表した資料だけでなく、このような新聞記事もありました。

消毒、電話対応、プリント作り…先生の負担減へ 支援員1万人に拡充(朝日新聞

https://www.asahi.com/articles/ASPDP3G61PDNUTIL00V.html

2021年12月21日の記事で、当時、ヤフートピックスに上がっていたので注目されていました。ヤフーコメントも私が見た時点で100個以上ありました。

学校関係者ではない人にも読まれて、スクールサポートスタッフという職業が徐々に知られていっていると思うと嬉しいことです。

 

働き方改革フォーラムの目玉

約2週間後の2022年2月25日には「学校における働き方改革フォーラム」が文科省で開催されるのですが、教員業務支援員の話が2大テーマの1つになってます!

いやあ、これほどにも注目していただいてありがとうございます(照)

(皆様を代表して照れておきました。)

ドキュメンタリー映像って何でしょうね?まさかのドラマ化?よく分からんけど面白そう!

 

おわりの挨拶

イラスト 挨拶するウサギ

教員業務支援員は学校に私一人なので、普段働いていると孤独を感じることもあるのですが、こうやって世の中で注目されている職業だと思うと、誇らしく嬉しく感じられました。同じ教員業務支援員の人にこの感動を伝えたいと思い、この記事を書きました。

また、最近、コロナが再び流行り出して大変な状況になっている学校や人も多いと思いますが、教員業務支援員ではない人にも、楽しい感じが伝われば良いなと思って書きました。

今後の情報も楽しみです。できれば、これを読んでいただいている皆さんと一緒に、これからも楽しんでいけたら良いなと思っています!フェスティバルはまだまだ続く~(^^ ♪

 

参照リンク

①:令和4年度予算(文科省

https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420672_00003.htm

②③:学校における働き方改革について(文科省

9.教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況(教職員の勤務実態の把握状況、具体の取組状況、取組の好事例等)について

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/hatarakikata/index.htm

⑤:学校における働き方改革フォーラムについて(文科省

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/uneishien/detail/1422164_00001.htm

他にも、文科省が資料を発表した後には新聞各社のニュースになっているので、興味がある人は調べてみてね。

 

2022/2/9追記 ②の最後の段落、おわりの挨拶の文章を変更しました。その他、文章や絵を一部追加しました。文字の色など体裁を整えました。