スクール・サポート・スタッフの回答者の基本情報
回答者数、校種
回答者数は86名ですが、公表する回答は全て85名分です。(理由は後述)
回答者のおおよそ4人中3人が小学校勤務、1人が中学校勤務という割合です。
勤務年数
- 約半数の人がSSSとして働き始めて2年目(1年以上、2年未満)で、約4割の人が1年目と、勤務年数が短い人が多い
昨年度に実施したアンケートでは、1年目の人が多かった(8割)ことから、
- 今年2年目の人の数は、私の予想より少なかった
- アンケートの回答者は、昨年度とは別の人が多い
ことが分かりました。SSSとして働き始める前や働き始めてすぐの頃に、このブログを見ていただくことが多いようです。
週あたりの労働時間
勤務時間は「週20時間前後」の人がほとんど(7割)です。特に、全体の半数の人は「週20時間より少ない」です。
結果の偏りは抑えられている(都道府県)
全国のSSSの中で、このアンケートを知っていて、かつ、回答した85人というのは、かなり限られた人たちです。回答内容に多少の偏りがあってしまうのは仕方が無いことだと思っています。
しかし、回答者の勤務地(都道府県)については、24都道府県に渡っていました。そのため、かなり偏りの少ない結果になっていると思っています。
スクール・サポート・スタッフではない回答者の基本情報
回答者数、職種、同僚かどうか
全回答者は31名で、教員、特に『SSSと働いたことがある教員』に一番多くご回答いただきました。しかし、『学校職員やスタッフ』『国・自治体・教育委員会で働く人』など、幅広い立場の方々(私が想定して用意した選択肢全ての人)にご回答いただきました。本当にありがとうございます。(一応、想定はしてましたけど、教育委員会の人が見てるんですか?マジで?緊張しますね…。)
SSSのことを知っているか
業務内容については、約9割の人が「よく知っている」「まあまあ知っている」と回答しました。
しかし、このアンケートやブログ等にアクセスした理由や目的については、「SSSの業務内容を知りたい」と回答した人が多かったです。また、「アンケートの意義に賛同した」というのも多かったので、
- SSSのことを、それなりに知っているものの、もっと細かく知りたい
- 今回のアンケートで初めてブログにアクセスしたので、今後いろいろ知りたい
という人が多いのではないかと思われます。(下の表の赤色部分)
しかし、一方で、SSSの待遇
- 給与
- 勤務日数や勤務時間
- 応募条件
- 雇用期間
の4点については、『ほぼ知っている人』と『ほぼ知らない人』に分かれました。
また、「待遇や勤務条件を知りたい」にチェックを入れた人が少なかったので(上の表の青色部分)、待遇については、当事者でなければ特に知りたいと思っていないということが分かりました。
SSS当事者はもちろんのこと、SSSではない人が見ても役に立つような内容を、今後発信していきたいと改めて考えました。
予想外の方からの回答
SSSのアンケートは、86名の方にご回答いただいたのですが、1名分、集計からは除かせていただきました。その理由は、アメリカでパラプロフェッショナルをしている方からの回答だったためです。
本当にびっくりです…Σ(゚Д゚)
まさか、アメリカから、しかもパラプロフェッショナルの方に見ていただいているとは…!パラプロフェッショナルについて、頑張って調べて発信した甲斐がありました。
パラプロフェッショナルについて、頑張って書いた記事→ https://ayakon36.hatenablog.com/entry/what-is-paraprofessional-1
すごく悩んだのですが、日本のSSSとアメリカのパラプロフェッショナルは仕事内容も結構違い、学校のあり方自体も違うので、集計には入れないことにしました。
でも、アンケートに回答してくださったお気持ちは本当に嬉しいです!ありがとうございます!!(ぜひ今度いろいろお聞きしたいので、連絡先を教えてもらえれば嬉しいのですが…(欲張り))
★アンケートについて、まとめて読むときは「第2回アンケート(2021年12月)」からどうぞ!★
2022/3/27 文章の一部の体裁を整えました